下駄箱
シューズボックスのこと、お部屋探しでは作り付け玄関靴収納のことです
お部屋探しの際に目にする下駄箱(げたばこ)とは、作り付けシューズボックス、玄関靴収納のことです。まれに置き型の家具として物件備付となっているものに対しても、物件図面に下駄箱として描かれることがあります。
マンションアパートで、独り暮らし向け物件においてでは、壁面くりぬき型などのごく小さいものも多く見られます。家族向け物件では、壁面全体を靴のサイズにあわせた奥行きで、作り付けの下駄箱としたものなどが、一般的です。
近年は、大型の靴やアウトドア用品なども含めて収納できるタイプで、人が出入りできる天井高がある、ウォークインシューズクロークや、ウォークインシューズクローゼットを設置した物件も増えてきています。
玄関に設置されるという点において、宅内では最も気温差や湿度差が激しい部分でもあり、結露とカビには気を付けなければならない部分でもあります。
一般的には、外廊下物件よりは内廊下物件の方が結露やカビは起きにくいものと言われます。引き戸タイプよりは、通風孔がすでにできている開き戸タイプの下駄箱の方が通風面に優れ、結露やカビは起きにくいとされます。
ウォークインシューズクロークなどでは、内扉があり換気扇が設備されている方が、通風も湿度コントロールも行いやすいものです。
開口部があるタイプは、靴などのニオイが直接玄関や廊下に充満しがちな面があります。
履いた靴を、しっかりケアして高い位置に一晩置きなおして乾燥させるだけで、靴の快適さ部分も室内のニオイ面も、しっかりケアできますよ。
また風呂場など、水回りと廊下が近い物件では、毎日水回りの換気と乾燥は使用したその日のうちに忘れず行うだけで、玄関周りの結露自体もかなり減らすことができます。