マイシンカレー

南佐古七番町の裏通り辻工務店敷地内にあるビルの2階に、2023年3月オープンしたスパイスカレーのお店です。一階はうどん店竹庵になっていて、二階の窓にかかっているオレンジ色の看板が目印です。

大通りからは一本入っている場所ですが、駐車場もお店の前に工務店、うどん店と共用で7台分が整備されていて便利ですよ。

建物横の階段を上って二階の店内に入ると、POPでアメリカンな雑貨で統一されたお洒落で明るい店内の窓からは、眉山が望めるロケーションです。テーブル席が数席と、窓際にカウンター席があり、オープン時間になると続々とお客さんが入ってくる人気店です。

店内には、可愛らしいお店ロゴをモチーフにしたTシャツや雑貨などの販売されています。オーナーさんの親族でグラフィックデザイナーの方がデザインされた、可愛らしいロゴのマッチやステッカーはフリーで頂けます。店員さんの雰囲気も丁寧で、初めてでも安心して利用しやすいお店です。

オーナーさんは元々イタリアンシェフとして勤められていましたが、スパイスカレーの魅力にはまり趣味でカレー作りを始めたのがお店オープンのきっかけだそうです。

自ら粉砕したホールスパイスやパウダースパイスの種類や配合を組み合わせ、食材の旨みを引き出すように作られるカレーは、スパイスの香りが損なわれないよう当日朝から仕込みを始める拘りぶりです。ブイヨンや小麦粉を使用せず、15種類前後のスパイスを使って作られるカレーは、風味豊かでさらっとしたスープです。

人気は2種あいがけで、定番のマイシンチキンカレーとその日の限定カレーの両方がワンプレートで頂けます。チキンカレーは、しっかりと辛くてスパイスとの相性も抜群です。

限定カレーでは、軟骨入りチキンキーマやココナッツ風味、豚バラやきのこなど、どれも食べやすく新しい発見がある組み合わせのメニューが登場し毎回ワクワクします。それぞれを頂いてから、両方を少しまぜて食べてみると絶妙に合う味わいでより深い楽しみ俣ができますよ。

お米は、カレーと相性が良い甘みのある黒米をブレンドして使用していて少な目から大盛りまで量が選べます。

プレートには、副菜で豆のカレーパリップや、ココナッツふりかけのポルサンボル、じゃがいものサブジ(炒め煮)やキャベツのトーレン(蒸し炒め)、なすアチャール(漬物)といった南インドなどで出てくるご飯のお供が添えられています。彩りが良いのももちろんですが、少しずつカレーに混ぜて頂くことで味変ができますよ。

カレーだけでなく、ドリンクにもお店のこだわりが感じられるメニューが並びます。とよとみ珈琲のマイシンオリジナルブレンドコーヒーやアイスコーヒーは、カレーにも負けないくらいの味わいです。お店オリジナルの生姜が香るジンジャーエールやホットとアイスが選べるマサラチャイも、しっかりとした味わいでおススメです。