西富田町

西富田町は、徳島市の中央部、西富田地区に属する町です。西富田地区は、徳島市の行政上の地区では都市地域にあたり、栄町、鷹匠町、大道、幟町、弓町、伊賀町、勢見町と同じ区分になります。

南は勢見町、東は伊賀町に接しており、徳島市新町小学校と富田中学校の校区です。もともとは、富田浦町の一部で、1940年に現在の町名になりました。

西富田町は、徳島市のシンボルでもある、眉山の東斜面の稜線に沿った場所に位置しています。2021年現在の世帯数はなく、無住地域となっています。

眉山は、古くは万葉集にも詠まれており、どの方角から眺めても眉のような形に見えることから、その名がついたと言われています。徳島市の景観を代表する「とくしま88景」のひとつで、緑豊かな山の風景は地元の人々から愛され、親しまれ続けています。

眉山の山頂までは、阿波踊り会館からロープウェイも通っています。山頂からは徳島市内を一望でき、県内でも指おりの観光スポットになっています。夜に訪れると、眼下に美しい夜景が広がり、昼間とはまた違った景色が楽しめます。