徳島県立近代美術館
徳島の文化活動をリードするシンボル的存在
徳島県立近代美術館は、徳島市南部の八万町向寺山の丘陵地帯に広がる、文化の森総合公園内にあります。
文化の森総合公園内にある県立施設は、図書館、博物館、鳥居龍蔵記念博物館、近代美術館、文書館、21世紀館からなっています。
博物館、21世紀館、近代美術館、鳥居龍蔵記念博物館は、白い重厚な外壁が美しい3階建て建物内にあります。施設内に、車いす、ベビーカーの貸し出しもあり、お出かけしやすくなっていますよ。多目的トイレや授乳室も整備されています。
近代美術館は、1990年11月に文化の森総合公園の開園と同時に開館して以来、徳島の文化活動をリードするシンボル的存在として広く親しまれてきました。
ロビーには、イギリスを代表する彫刻家ヘンリー・ムーアの『着衣の横たわる母と子』があります。その奥には、フェルナンド・ボテロの『アダムとイヴ』が存在感を放っています。
所蔵作品展では「20世紀の人間像」をテーマとしたピカソやクレーなどの絵画や彫刻、「現代版画」、「徳島ゆかりの美術」が紹介されています。
一年を通じて、様々なテーマにちなんだ展覧会も随時開催されています。
建物1階には、文化の森レストランTANTOが営業しています。徳島の特産品である「阿波尾鶏」を使ったボリュームたっぷりの定食がお安く食べられるなど、人気のレストランです。ランチやデザートのほか、モーニングの提供もしていますよ。
1日たっぷり、楽しむことができる施設ですね。
県の南北を縦断する国道55線から向かうと、国道192号線(徳島南環状道路)に入って道沿いにあります。そのまま文化の森を通過すると、国道439号線に合流でき、北に進むと徳島駅に向かう立地です。
JR徳島駅からは、「文化の森駅」行き直通バスや、市原行き、法花(文化の森経由)行きバスなどに乗車すれば、文化の森バス停で降車できます。JR文化の森駅から向かう方は、バス停「文化の森駅東」から市原行に乗車すれば7分ほどで文化の森バス停に到着しますよ。