八万町犬山

八万町犬山は園瀬川の南に通る徳島南環状道路をまたいで存在する町です。阿波室戸シーサイドラインの文化の森駅よりも南東にあり、園瀬川の南側の隣に流れる2本の川にまで町の範囲が続いています。住宅街は八万町犬山の町の中央辺りにまばらに集まっています。徳島南環状道路の交通量が多いので、人よりも車の量が多いのが特徴です。宅地よりも田畑の面積が広く、八万町犬山の町の中にはいくつかの細い用水路が流れています。

南西側には八坂神社があり、地元住民をはじめとした参拝者が訪れる光景をよく目にします。八万町犬山の八坂神社は、京都の祇園にある八坂神社とご縁がある神社です。この辺りには眉山、桜山、中山、犬山(祇園山)、天神山、大崎山、梅山の7つの山が存在し、犬山は祇園山とも呼ばれています。徳島県内には、もう一つ大きな八坂神社がありますが、八幡町の犬山にある八坂神社は比較的小さな神社です。神社境内には「祇園石の由来」を彫られている石碑があり、短い詩が書かれています。

住人が比較的少ないのでショッピング施設はあまりないですが、耳鼻科やカフェはあります。カフェは徳島南環状道路沿いにあるCAFEKOFSで、北欧をイメージしたようなカフェです。イタリアンや和食、エスニック料理のメニューが幅広く取り揃えられています。料理に使う素材にもこだわっており、この周辺で栽培された美味しい野菜などを使っています。かわぶち耳鼻咽喉科は木材でできた外観と内装に癒しを感じるつくりとなっています。