妙見山公園

鳴門市の市街地の東にある妙見山には、かつて撫養城(むやじょう)というお城がありました。別名は岡崎城で、その城跡を利用し整備されたのが妙見山公園です。

妙見山全体が公園になっており、山頂には鳴門市の防災拠点・シンボルとして模擬天守「トリーデなると」が建っています。

トリーデなるとの最上階は展望スペースとなっています。

妙見山山頂からは、市街地をはじめ、小鳴門橋、大鳴門橋、淡路島などを一望することができ、夜には鳴門の夜景も楽しめるスポットとしても知られています。

桜の名所としても知られる妙見山公園は、園内にソメイヨシノをはじめとする500本もの桜の木が植えられていて、満開になると山全体がピンク色に染まりますよ。

お花見シーズンには夜桜ライトアップもあり、多くの花見客でにぎわいます。お城をバックに咲く桜は見事ですよ。

また公園敷地内には、妙見神社や、フランスのガラス工芸家エミール・ガレの作品を中心に展示しているガレの森美術館もあり、屋外彫刻も展示されています。ゆっくり散歩しながら、芸術に触れられるのは、良いリフレッシュになりますね。

開運、延命、長寿、安産、海陸交通安全の神様として信仰されている妙見山神社へは、山の西側の参道から行くことができます。