分譲
分割譲渡の略語、土地や建物を区分けして登記可能にして販売することです
分譲とは分割譲渡の略で、土地、建物を分割して売ることです。
少しわかりにくいのですが、宅地分譲といえば、誰かが持っている土地の内、一部を分割して登記可能にして販売すること。分譲住宅といえば、こういった土地と住宅が建っているものの販売や、団地のようにまとまった土地を分割して登記可能にし、そこに個別に住宅を建てているものの販売のことです。
また分譲マンションといえば、1つの建物の内部を各戸室に分割して、それぞれの部屋ごとに登記可能にして販売することをいいます。
また更にこの10数年来は、定期借地権付き分譲住宅といった「土地自体の売買による所有に関する登記ではないタイプの土地と建物」のケースも増えてきています。通常50年程度の期限付きで借りる借地権の物などが、戸建て住宅でもマンション等でも存在しています。
この定期借地権含めた借地権自体には売買できるものもあり、
東京都心など、非常に地価が高いところで普通なら住宅など建てられないようなエリアでも、地代を安く抑えて物件が購入できる点などで人気です。
また分譲に関連して、賃貸物件情報ではよく分譲賃貸といった言葉を見かけます。これは、分譲マンションを誰かが購入し、賃貸としている物件のことを指します。
分譲タイプといった言葉も見かけますが、これは賃貸住宅でありながら一般の分譲マンションや分譲住宅と同じようなロングライフ型設計や、壁厚、耐震性、内装などの高級さをもたせたタイプのお部屋、という意味も含みます。
もともと分譲マンションの場合、その多くは大規模なマンションです。賃貸住宅よりもさらに長く、人の一生の生活を超える年月住めるように想定されていることも多く、そのため構造もマンション各種の基準よりはるかに上回る物件が多いのです。
また、バブル期などに多く流行していた、部屋は帰って寝るだけといった用途のウサギ小屋型の分譲狭小マンション物件に比較して、現代の分譲マンションは、騒音振動対策や地震災害等の対策含め、かなり居住性を高めています。
現在では、治安などの問題で戸建て物件では不安ながら、マンションなら安心で、戸建てを超えるゆとりの設備や各種のセキュリティのマンションしか購入できない、といった声も増えています。こういった流行もあり、特に設備やセキュリティが充実した分譲賃貸を好まれるお客様も多くいらっしゃいます。
ここ数年、徳島でも都心のタワーマンションレベルに匹敵する、超高級分譲マンションがいくつか登場しつつありますが、そもそも徳島は分譲マンションの数は多くありません。そのため分譲賃貸の数も、非常に限られてしまっております。ですが、人気の中層タイプマンション等の中に、分譲タイプのマンションは数多く存在します。
戸建て・マンションの分譲物件の賃貸と売買も、徳島に密着した幅広い物件取り扱い経験と、ご自宅から物件を手に取るようにご確認いただける、各種VR技術のハウスマイルに、どうぞお気軽にお問い合わせください。