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忌部神社

阿部忌部の流れくみ平成の大嘗祭に麻布献上

忌部神社は、徳島市二軒屋町に鎮座しています。

ご祭神は天日鷲命。「あめのひわしのみこと」と読むこの神様は、天照大神が天の岩戸に隠れてしまったあの時に、一晩で麻を植え、白和幣という麻布を作ったという伝説があります。

その天日鷲命の子孫とされるのが阿部忌部氏。阿部忌部は、古代の宮中祭祀を担当した忌部氏に属した氏族です。中臣氏とともに国家の祭祀を担っていた忌部神社は、延喜式神名帳には「阿波国麻植郡忌部神社」として名大社にも列していました。

屋島の合戦の折には、源義経が太刀を一振、那須与一は弓矢をそれぞれ奉納。そして源頼朝は御供料として田畑一千町歩を寄進しています。

そんな立派な忌部神社でしたが、戦国時代「天正の放火魔」長宗我部元親の手にかかり、所在不明になってしまいした。その後、複数の神社が我こそが忌部の系譜と名乗りをあげ出します。特に主張の激しかったのが美馬郡の御所神社と、吉野川市の忌部神社。収拾のつかない事態に、太政官が妥協策として、両神社の中間地点に新たな社地を設けることになりました。そして1892年、眉山南東中腹の現地に落ち着いたということです。しかし、せっかく建てたその社殿は、1945年戦災によりほとんどが焼失してしまいます。その後1953年に本殿が、15年後に拝殿が再建されました。

現在も忌部神社は、麻植の神として大切にされ、平成の大嘗祭の折には麻の織物「あらたえ」を献上しています。ただ現在の日本では、良くないお薬にも使われる麻の栽培なので、24時間警備を欠かせなかったのだとか。時代によっていろいろな苦労がありますね。

建築織物の守護神、忌部神社は、縁結びや結婚の神様としても親しまれています。

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770-0928 徳島県徳島市二軒屋町2丁目48
アクセス:金比羅下バス停より徒歩5分。二軒屋町二丁目バス停より徒歩7分。二軒屋駅より徒歩14分。

所在エリア

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