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朝立彦神社

あさだちひこじんじゃ

山登り気分でおまいりください

朝立彦神社は、平石山から伸びた尾根上の標高約700m辺りに鎮座しています。所在地は徳島市飯谷町となりますが、朝立彦神社を境に北が徳島市、南が勝浦町という、ちょうど境界線に建つ朝立彦神社。辺りは東山渓県立自然公園に指定されていて、参拝するには山登りをする装備と覚悟が必要かもしれません。

けもの道のような山道をひたすら登っていくと、途中に「水飲み場」書かれた看板が見え、湧き水を汲むことができます。がんばって登りきると、境内左手にある展望台から、徳島市の眉山と小松島市の日峰山、そして天気のいい日には淡路島まで見渡せます。

朝立彦神社の創建については、詳しいことは分かっていません。しかし延喜式内小社ということは、平安時代にはあったということ。その昔は「護王権現」と称していましたが、1871年に朝立彦神社と改称しました。この地方の祈雨の神として霊験あらたかとあがめられ、境内には石灰岩に空いた小さな水たまり「お亀の池」があります。なんでもお亀の池は年中枯れることがないことから、ここで祈雨の祭祀を行ったそうです。

山の上にあるにもかかわらず、お亀の池は不思議なことに潮の満ち引きとも関係があり、満潮時にはこの池も満水になるのだとか。さらに伝説によると、この森に人が立ち入ると、黒雲が起こり、雷が鳴り、山河をとどろかす風雨になるとされ、神社の名称である「朝立」は、夕方のにわか雨である「夕立」に対して、早朝の雨をさしているとの説もあります。

朝立彦神社のご祭神については、文献により違いがありますが、現在お祀りされているのは豊玉比売命。ご利益は祈雨、天候、そしてリフレッシュと、疲れたときにおまいりしたい神さまですね。江戸時代中期に造られた、銘入りの石製燈明台も建っています。

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771-4265 徳島県徳島市飯谷町小竹101

所在エリア

朝立彦神社の周辺地図