平尾レディースクリニック

県道136号線沿いにある、レンガ調の外壁のクリニックです。院内の壁紙やインテリアはアイボリーを基調とした色合いで統一され、清潔感ある空間となっています。

トイレにはベビーチェアやおむつ替え用ベッドも備えており、お子さん連れの患者さんも安心です。

子宮がんは早めに発見できれば完治も目指せる疾患ですが、徳島県では検診の受診率が低く、全国的に見ても死亡率がワーストに入るような結果となっています。ここ数年、子宮頸がんや子宮体がんの患者数も増加してきています。

早期発見と早期治療には、数年に一度のペースで検診を受けるのが理想だそうです。

院長は婦人科病理を専門としており、その知識を生かして子宮がんの正確な診断を行っています。電子カルテやモニターなどの設備を導入しており、患者さんが説明を受ける時には実際の画像を見ながら、説明を聞くことができます。

各種検診を受け付けており、中でも20歳を過ぎた幅広い年代の女性への受診をすすめているのが、子宮頚がん検診です。

子宮頚がんの検診は、子宮の入り口の細胞をブラシで採取して行う痛みを伴わない検査ですので、気負うことなく受けられます。1～2年に1度は受けるように推奨されていますよ。

子宮体がんの検診は、40代後半から受診が推奨されています。月経が不規則だったり、不正出血があったりする場合には特に、年齢に限らず受診がすすめられます。

徳島市では例年決まった時期に子宮がん検診の期間を設けていますので、良い機会として、積極的に検診を受けてみてください。

このほか、卵巣がん検診と乳がん検診も扱っています。卵巣がん検診は超音波装置で、乳がんは触診と超音波によって、異常がないかどうかを確認します。

分娩施設はありませんが、妊婦健診に対応しており、希望する病院への紹介も可能です。徳島赤十字病院をはじめとし、徳島大学病院や徳島県立中央病院と病診連携をとっており、いざというときにも安心です。

妊婦健診では4D超音波装置を導入しており、3Dで胎児の映像をリアルタイムで確認することができます。USBへの保存もできるので、家族や生まれた子どもと一緒に見ることもでき、良い記念になりますね。

産後は乳腺炎などのおっぱいのトラブルにも対応していて、助産師による乳房マッサージを行っています。