二人入居可

カップル様での二人暮らしにも

賃貸物件では、2人入居可と書かれているお部屋をよく見かけます。

これは、基本的には1人で使用することになっている物件か、1人暮らし向けとしてつくられているワンルームや1Kといった物件で、交渉次第では2人で入居できるというお部屋です。

もともと大学院など研究に没頭している世代や、働き盛り世代では、一日のほとんどが学校や社内に居て、家に帰るのは寝る時と風呂だけという方も沢山あります。また、これからの人生設計に向けて、できるだけ生活の固定費を節約し、その分をスキルアップや貯蓄に充てたいという方もいらっしゃいます。

こういった方に広く人気なのが、二人入居可物件です。通常は2人入居可と書かれていれば、親兄弟や夫婦、結婚を前提としたカップルなどのことを想定しています。

とくに予定はないけれどそろそろ結婚を、と考えている一人暮らしの方に2人入居可物件が多く選ばれていますが、これには理由があります。

家族向け物件を1人暮らしで契約していた場合には、結婚や出産に伴って家族が増えた場合、子供不可や男性女性不可等の特約が無ければ、その家に住めなくなることはありません。新たに増えた家族について適切に届け出などを行えば、継続して居住することができます。

ですが一人暮らし向け物件の場合、建物や利用契約の条件上、必ず1人でしか利用できないということもあります。こういった場合には、結婚後であっても二人暮らしができず、出費も多い中、新居を新たに探すことになります。

ちなみに建物の構造上等の2人利用不可物件では、お泊りの2人利用も不可というケースもあり、注意したいところです。

また、最近増えているルームシェア可や、2人入居可セカンドハウス利用可物件というものも有ります。

二人入居可物件はこれらとは異なり、学校や職場の友人同士での契約や、ルームメイトを募っての契約など、相談次第では可能である物件の事です。自分の暮らす物件がどういった条件になっているかについては、不動産管理会社や大家さんに確認してみましょう。