シャワールーム
浴槽の無いシャワー専用スペースです
ワンルームタイプの物件などをはじめとする狭小物件や、寝室用設備として設置されることが多い、シャワーだけが行えるバス設備が、シャワールームです。
シャワーブース、シャワーユニットなどとも呼ばれ、間取り図上ではSW、Sなどと書かれていることもあります。サービスルームも同様にSと書かれますが、壁面等の位置や形状、広さから、シャワールームかサービスルームかを判断します。
また同じシャワールームを、バスルーム内に別に設けている物件などもあります。この場合、シャワールームがガラスなどの扉で仕切られているタイプと、浴槽などから遠く離れた位置にある、といったスタイルに分かれることが多いようです。
シャワールームでは通常人が腰や肩まで浸かれるようなバスタブ、浴槽は存在せず、シャワーと縁の高い防水パンが設置されているものが一般的です。いずれもサイズは公衆電話ボックスや、学校のトイレ個室程度のサイズの物が多く、比較的狭い物件が多いようです。
日本では、壁面固定も可能なホース付きのシャワーヘッドが一般的ですが、おしゃれな海外製品などを設置している物件では、天井に蓮花が下を向いてぶら下げられて固定されているようなスタイルや、壁面埋込型のシャワーのこともあります。これはオーバーヘッドシャワーや、レインシャワーと呼ばれます。
日本でもTOTOをはじめ、単独のオーバーヘッドシャワーを発売していますが、種類はかなり少ないようです。国内メーカーでは、オーバーヘッド&日本の一般的なホース付きシャワーのタイプの方が種類は多いようです。
ホース付きシャワーなどは、水圧が低いければ水の出が悪く使用しにくいものですが、低水圧用のシャワーヘッドやパーツを使用することで、シャワー部分だけ水流を強くすることができます。一部パーツの取替だけで済むため、原状回復と入居者責任による交換もでき、またあまりに使用に支障がある場合、不動産管理会社などに相談するといった方法もあります。
シャワールームしかない物件では、排水能力が低いといったところもあります。シャワールームの床面の縁が高く、かつ排水能力が高い施設の場合、足湯などをするため、プラスチック桶などを使用される方もあります。また、こういった使い方のために、水抜き栓付き角形たらいなども各社から様々、数千円程度から販売されています。
シャワールーム単独といわれても具体的なイメージがわかない場合、また浴室のスペースや機能にこだわりがある場合、VR内見を含めて、ぜひハウスマイルにご相談ください。