サービスルーム
収納など様々に利用できる居室外のお部屋です
サービスルームとは、居室として使用するには面積や日当たりなどお部屋の環境条件、その他の条件面を満たさないものの、様々な用途に利用できるお部屋のことを表します。
物件詳細に2SLDKといった表記がみられる場合、このSという文字がサービスルームを表しています。広さは1畳〜3畳程度の物が多いのですが、物件によって様々です。間取り図上では2SLDKのように書かれていても、間取り図上ではSやSRと書かれている場合もあります。
狭いタイプはウォークインクロゼットにも似たスペースですが、内部にハンガーラックなどの設備がない場合が多く、自由度が高い空間です。窓のある場合とない場合なども、物件により異なります。
たとえば同じ物件内で上下同じ間取りでも、上の階では同じ広さで居室なのに、下の階ではサービスルームとなっているケースもあります。この場合、日照等の条件を満たさないため居室外として不動産契約上では取り扱うことになったタイプが多いようです。
ですが、勤務時間が夜間で睡眠時に日当たりを好まない方や、年中温度が低めであることなどが好条件になる方もいらっしゃいます。入居者が、サービスルームをどんな用途で使用するかは自由です。
地域や物件によっては、サービスルームや納戸には、電源、換気扇やクーラーなどのスリーブ、テレビや通信線などを引いてはならないといった指導を行っていることもあります。
サービスルームの用途を事前に思い描いて、どんな家電や設備を設置するか、それにはどんな方法があるか、等をしっかりチェックしてから契約したいものです。