雨戸
窓の外側に設置する、開閉式の扉やシャッターのことです
雨戸とは、ガラス製サッシ窓などの外側に設置される、金属や木材、樹脂などでできた開閉式扉の事です。
引き戸タイプや、観音開きタイプ、片開タイプの扉、ルーバータイプなどがあり、ほかに窓用シャッターと呼ばれるものもあります。
夜間の侵入者を防ぐ等の目的の他、台風や豪雨などの際にガラス窓が押し破られたり、飛散物で割れることを防ぐ目的などがあります。
軽量金属以外の素材のものでは遮音性が高いほか、遮光性が高く、しっかりと施錠することができます。また、閉め切った状態から扉を破壊する際には、ガラスよりも大きな音が出るほか時間もかかるため、防犯性でも優れています。軽量金属タイプは、雨風が当たったときの音が大きいことに注意が必要です。
雨戸が設置されている物件では、入居者は夜間かならず雨戸を閉めるという前提で、窓周りにカーテンレールが設置されていない物件もあり、こちらも注意が必要です。
日ごろ留守がちな生活スタイルの場合や、建物1階部分、独り暮らし物件では、侵入防止のために雨戸を閉めておくことをお勧めしている地域も広くあります。また、雨戸がいつまでも開かないことで生活の異変などが疑われることもあるため、ペットや在宅ワークなどの関係で日中常時雨戸を閉めて使う予定がある場合には、不動産管理会社にあらかじめ相談しておきましょう。
現在、雨戸が取り付けられていない物件でも、最近は外付けタイプで壁などを傷つけずに施工できる雨戸や窓シャッター製品もあり、後付けしやすくなっています。
もし、入居したい物件で、入居中自己負担でこういった取り外し可能な雨戸を取り付けたいといった場合、事前に管理会社や大家さんに相談しておくのがよいでしょう。