R(アール)
不動産では、冷蔵庫置き場の他、建物や家具に見られる曲線部分の曲線半径を表します
Rとは、お部屋探しの物件情報図面内などによくみられるもので、冷蔵庫置き場を表します。Rは冷蔵庫の意味である「refrigerator」の頭文字であると同時に、冷蔵庫をローマ字で書いたときの頭文字ですが、ほかに「冷」などと書かれていることもあります。
昔と違い、現在電子レンジやIHクッキングヒーターなどの家電製品は、アースが付いたものなどの、ゆとりのある専用コンセント類に設置することになっています。そのため、この十数年来、新しく発売された日本メーカーの家電製品は、こういった製品仕様に変化しています。
冷蔵庫や洗濯機、換気扇などの場合も、電気使用のON/OFFが家庭内配線のノイズ発生源などになりがちな、モーターを利用する家電です。さらに、水がかかる恐れもあるキッチン内や脱衣室内等で使用されます。そのため、これらの家電同様に、専用コンセントで使用する方がよいとされている家電です。
その専用のコンセントがある、冷蔵庫用として水漏れ時の感電防止などを兼ね、すこし高い位置に設置されているといったことを含めてRとして表されています。
またこれとは別で、建物や家具、通路などに曲線がレイアウトされていたり、部分的に曲線が使われている時にも「アールが付いている」「アールがきついから」といった表現を使ったりということがあります。これは、半径=radiusの頭文字をとったもので、この曲線部分を円として描いた場合の半径=曲線半径を表しています。因みに、Rが小さいほど、きついカーブの曲線となります。
他にもRは、ルーフバルコニー、屋上、屋根といった意味や、ワンルームなどに代表されるルーム=部屋の意味でも使われています。
とくに近年は、建物内部にバルコニーなどがある物件や、かなり入り組んだ外壁屋根スタイルを持つ物件も増え、間取り図上でRが何を表しているのかが、わかりにくい現状です。こんな時こそ、不動産のプロ、私たちハウスマイルにお気軽にお問い合わせください。