とくしまで住み隊
徳島県が県外在住者に行っている、会員登録制度の移住サポートです
近年は毎日の生活の中で、日々時間をかけて繰り返される「暮らす、働く」部分について質を高めることで、蓄積される人生の時間をより充実させたものにしたい、と願う方々が増えています。
また、リモートワークやオンライン授業、自宅から行う多方向通信での日々の仕事や学業なども広く普及し、出社がほぼ不要といった雇用形態の仕事も増え、地方で暮らすことで暮らしを整えたい、といった志向が増えています。
もともと、IT技術をはじめ、古くから全国に知られている「風光明媚で晴天率が高い、元気のいい、先進設備の充実した地方県」でもあるのが徳島県でした。四国という、比較的交通の便としては有利とはいいがたい立地が、ハンデとして存在してきました。
それにもかかわらず、昭和の昔から、大都市圏からだけに限らず、全国各地方からも徳島への移住希望者が多くありました。
そんな、移住者受入では、すでに大ベテラン県ということもできるのが徳島県です。この徳島県の地方創生局とくしま回帰推進課が、2015年から提供している移住サポート制度が、県外在住の移住希望者登録制度の「とくしまで住み隊」です。
「とくしまで住み隊」では、WEBページにある入会申込フォームから無料の会員登録を行い、会員証を行く先々で提示するだけで、さまざまな情報にアクセスできるとともにサービスが受けられます。
たとえば、先輩移住者がDIYした古民家を見学することができたり、職業紹介や起業開業案内などもその一つです。実際に知りたい移住の姿を、生で現地で感じられるツアーやイベントの開催告知、移住者たちによる豊富なインタビュー、徳島と東京にある「とくしま移住コンシェルジュ」による相談やサポートなど、県が主体だからこその、安心できる、信頼の置ける情報提供は大変便利です※。
また、四国お遍路の「おもてなし」同様に、移住希望者である「とくしまで住み隊隊員」に対して、各種割引制度やプレゼント、情報提供など利用者サービスを行うため、県と協定を結んでいる「徳島移住サポート企業」も充実しています。
移住を決めて、自分で物件探しや就職先探しなどを行っても、なかなか勝手がわからず戸惑うものです。ですが、県が提供するサポートや、会員企業等が提供するさまざまな移住者支援に頼ることができるのは、大きな安心です。
引っ越しの日までに安心の体制を整えることができ、徳島生活をスムーズかつシームレスにスタートすることもできるのです。
移住先として徳島県が気になる方はもちろん、他県への移住を検討している方も、一度この、徳島県のおもてなしを体験し、これをベースにして、各県の移住制度を比較してみるのも良いと思います。
「たった一度体験しただけでも、徳島県のことがさらに気になって、すっかりはまってしまうかもしれないこと」だけは、事前に要注意点としておきたいと思います。