屋上庭園
建物の一番上のフロアに設けられた、植物などを配したコーナーです
屋上庭園(おくじょうていえん)は、建物最上部のフロアに設けられた植物などを配したコーナーです。建物最上部に庭を設けるのは、西暦が始まるよりはるか前から広く見られたデザインです。
たとえば、古代バビロンの歴史の中には、空中に浮き上がって存在した庭があったという話も有ります。あるいは、高台に作られた人々のあこがれを集めるような植物をあつめた庭園があった、という話が多数現代に伝えられています。
中近東を中心に、古代ですでに消滅した国家や文化にも、また副葬品や遺跡内部の記録にも、建物上部に設置された、さまざまな植物咲き乱れる庭園でくつろぐ有力者や富裕層などの姿がみられるものも数多くあります。
古代から現代まで、豊かさや技術、文明の象徴である他、暮らす人々の憩いの場として、また宗教や美術文化にも根差した憧れ、限られた敷地の有効利用といった側面もあります。建物各部の最上階にプランターや特殊軽量土壌等を用いて、大掛かりな庭園を配するデザインは2000年代以降、各国でさらに広がっています。
この頃に開発し、業務用などとして広く販売された屋上庭園用資材は、現在、100円ショップなども含めて広く手に入るようになりました。屋上に土を入れ、植物を植える屋上緑化がもたらす建物への涼しさやさわやかさなどの流行、屋上緑化に補助金を出す自治体等が増えたこともあり、一般のマンションや戸建て住宅などさまざまな物件で屋上庭園が作られるようになりました。
とくに分譲タイプや高級賃貸のハイクラス物件では、デザイナーズタイプの共用屋上庭園などが目玉になっているところもあります。植物はあまり配さずに、大部分をフリースペースとして残した屋上庭園物件も増えてきましたが、屋上庭園自体、徳島ではまだまだ数が少なく貴重なお部屋探し条件。
そんな屋上庭園物件はいつ見つかるかわかりません。それまでの間は、アミコ東館屋上遊園地で心を埋めながら、素敵な物件との出遭いを待ちましょう♪