SL記念ひろば

日本一短い路線として知られた国鉄小松島線の小松島駅跡地が、「小松島ステーションパーク」として市民の公園に再開発されました。

ステーションパークの東側が狸像がたくさん並ぶ狸ひろばで、公園西側にあるのがSL記念ひろばです。

駅の跡地として、小松島線が開通していた当時の駅舎が見事に再現されています。昭和の時代を知る大人には懐かしく、子どもたちには新鮮に感じられる雰囲気です。

園内で一番の見どころはSLの展示です。広場内にはC12形蒸気機関車(C12 280)とオハフ50形客車が展示されています。

C12形蒸気機関車は、国鉄の前身である鉄道省が製造していたタンク式の蒸気機関車です。オハフ50形客車は、普通列車用の客車でしたので見覚えがあるかたも多いでしょう。客車の色は当時の赤色から、青を基調とした美しい姿に塗り替えられています。

駅舎やSLの展示前に舗装された広場があり、一輪車を練習する人やバトミントンなどを楽しむ人も多くいらっしゃいます。

SLや駅舎のレトロな雰囲気を楽しんでお散歩をするのもいいですし、広場やベンチでお弁当を広げて楽しむのも良いですね。鉄道ファンや幅広い世代に愛されているSL記念ひろばです。