貞光小学校

2005年の町村合併によって現在の貞光小学校に改称されました。

小学校に隣接された東福寺では、毎年1月29日に十六地蔵尊法要が行われ、小学校の子どもたちも法要に参加します。第二次世界大戦の中犠牲となった16名の子どもたちを供養して、平和への思いを代々伝える機会となっています。

標高100～900mの山に囲まれた地形で、地域の自然豊かな環境を学習に活かしています。

「にし阿波」と呼ばれる徳島県西部の美馬市・三好市・つるぎ町・東みよし町には、山間地域に200ほどの集落が点在しています。傾斜地をそのまま生かし、世界農業遺産にもなっている「傾斜地農耕システム」を取り入れた集落が有名です。

貞光小学校では、この集落へ出向く、現地見学学習を行っています。

6年生の森林学習では、つるぎ町の現地に赴いて伐採見学や植林体験ができます。また、徳島県内で発生した土砂災害の出前授業なども行われます。

町周辺には、土々呂の滝、土釜、鳴滝といった名所もあります。生活と自然が密接にかかわっている地域性に合わせた教育活動は、お子さんの未来につながる経験になりますね。