天佐自能和気神社
火災に遭うも氏子パワーで翌年復活
徳島市不動東町に位置する天佐自能和気神社。何と読むのか悩んでしまいそうですが「あまさしのわけ」が正解です。
延喜式神名帳には式内社として記載があり、元々は第7代天皇とされる孝霊天皇の皇子「日子刺肩別尊」をお祀りしていました。その後、日子刺肩別尊の母にして孝霊天皇の第3夫人「意富夜麻登玖邇阿礼比売命」を勧請して合祀。実は孝霊天皇は実在したかどうかが怪しい存在なのですが、「古事記」にはその記述があります。初代の神武天皇に始まって、日本神話と歴史の間には興味深いけど理解し難いものがありますね。
さてその後、「神皇産霊尊」と「高皇産霊尊」も合祀され、四柱が祀られる神社となった天佐自能和気神社。明治時代までは別の場所にあったのですが、吉野川の改修工事により、その地は川底に沈むことになりました。そして大正時代、現在の地不動東町に遷座されたのです。
ところが1969年、火災によって焼失してしまいます。それでも氏子の熱い思いにより、翌1970年には赤い屋根の新しい社殿が完成しました。
末社には若宮神社、金刀比羅神社、八阪神社があります。
770-0062 徳島県徳島市不動東町4丁目宮西569-1
アクセス:不動東町二丁目バス停より徒歩6分。不動東町三丁目バス停より徒歩7分。
天佐自能和気神社の周辺地図
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