芝原八幡神社
しばはらはちまんじんじゃ
境内に大きく迫力のあるイチョウがあります
徳島市国府町芝原にある芝原八幡神社の鳥居の前には330mもの長い参道がありますが、実はこれは昭和5年ころまでは、神事競馬の馬場として使用していたコースなのです。当時は未舗装ながら手入れがされていたようですが、現在はアスファルトで舗装されています。
芝原八幡神社の創建年は正確にはわかっていませんが、一説には鎌倉時代とも伝わります。宇佐八幡宮から分霊、遷座されたとされるご祭神は「八幡さんといえば」の応神天皇です。国家鎮護、成功勝利、家運隆昌、子孫繁栄にご利益を授けてくれますよ。
芝原八幡神社と言えば、境内の西隅に立つ大イチョウ。幹周は約6.5mの大迫力で、市の指定保存樹木に選ばれています。
芝原八幡神社の隣には、珍しい渦巻き型の井戸「まいまい井戸」で有名な蔵珠院が建っています。おそらく芝原八幡神社の別当寺だったとされる蔵珠院の前には、吉野川の洪水「寅の大水」の時の記録として立てられた木製の標柱があり、いくつもの時代を超えて洪水の恐ろしさを伝えています。
779-3112 徳島県徳島市国府町芝原宮の本15-2
アクセス:芝原東バス停より徒歩10分。
芝原八幡神社の周辺地図