山田眼科醫院

大正9年に開院して以来、現院長の3代に渡って地域医療に貢献してきた眼科の病院です。20床ほどの入院病床を備え、手術や時間外の対応も受け付けています。

目の健康は、日常生活を送るうえで大切なものなので、24時間対応して診てもらえる眼科があると安心です。

院内には検査や手術に必要な機器を備えていて、最新の手術を行っています。

多焦点眼内レンズを含む白内障の手術には、レーザーによる切開ができるフェムトセカンドレーザーを備えています。手術には、全身麻酔や笑気麻酔の利用も可能だそうです。必要な場合には、専門医を招いて手術を行う場合もあるそうです。

5階建て病院の1階には待合室や診察室、2階には手術室、3、4階には入院室がそれぞれ備えられています。5階には、四国で唯一の眼精疲労治療室や、ロービジョン相談室があります。

先生は穏やかで、丁寧に診察に応じてくれるので安心感があると評判です。また、英語でのコミュニケーションが可能なのも助かりますね。母国語が通じない時に眼のトラブルに見舞われると不安になるでしょうが、診察でも英語で状態や治療の解説がしてもらえるので安心できますよ。

目の主な疾患である白内障は、年齢を重ねるごとに悪化し、視力が低下して日常生活や仕事に支障をきたすようになります。

水晶体を切除し、人工のレンズを入れる手術を用いて治療が行われます。安全かつ的確な治療を行っており、乱視や老眼も治すことが可能です。

ほかにも、視野が狭くなって見えにくくなる緑内障という疾患があります。自覚症状が少ないため、患者さん本人も気づかないまま進行してしまい、最悪失明に至る可能性もあるそうです。

この事態を防ぐためには、定期検診を受けることが大切になります。目安として、40歳を過ぎたら年に1度は検診を受けることが推奨されています。

緑内障の検査としては眼圧検査と眼底検査が行われます。どちらの検査も苦痛を伴わず時間もかからないので、目の健康を守るために積極的な受診をお勧めします。

院内には、眼精疲労に特化した治療室を設け、治療も行っています。充血やドライアイなどの目の症状の他、目には症状がなくても、頭痛や肩こりを感じる方も患者さんの症状に含まれます。

眼精疲労治療室では、目に温湿布や冷湿布を使ったり、ツボ治療やアロマテラピーを用いた治療が行われます。緑内障にも効果のある遠赤外線療法も可能で、治療にかかる痛みや副作用が少ないという特長があります。

また眼科医の検査に基づく、コンタクトレンズの処方も受け付けています。医療用具であるコンタクトは、眼科を受診の上で購入するようにしましょう。

こちらでは、コンタクトの検査と処方を行っており、購入後は24時間体制でアフターケアを行っています。夜間や早朝など、もしものことがあったときには、いつでも受け付けてもらえるので安心です。検査を受けたその日のうちに受け取ることができるので、便利ですよ。

コンタクトレンズにはソフトとハードと、主に2種類のレンズがあます。

ソフトは黒目より少し大きく、やわらかいレンズで、目に装用したときの違和感が少ないので、使いやすく人気があります。一方でゴミが目に入ってしまっても違和感がなく、気づかないまま目に傷がつき障害を引き起こす場合があります。

ハードは、黒目よりも小さく硬いレンズで、黒目に密着していないため、動きやすく外れやすいというデメリットがあります。一方でゴミが入った場合はすぐ気づくため、障害を引き起こす可能性が低く、また酸素透過性が高いので角膜を健康に保てるメリットがあります。

最近は2週間や1日の、使い捨てレンズも人気です。2週間使用のものはお手入れが必要ですが、1日のみのものはケアが不要で使い勝手が良い半面、ほかのコンタクトに比べ割高というデメリットがあります。メガネと併用しての利用がおすすめされています。

コンタクトレンズを使用した視力向上の治療、オルソケラトロジーにも取り組んでいます。

特殊なカーブを持つレンズを睡眠中に目に装着し、角膜を扁平化させることで視力を矯正します。装用後の日中は視力が上がるため、裸眼で過ごすことが可能だそうです。

専門医の検査を受け、角膜の形に合ったレンズを処方してもらうと安心ですね。