たまき青空病院

国道192号線沿い、国府町府中の交差点近くにあります。お医者さん、看護師さんや受付のスタッフの方々がとても親切で、丁寧な対応をしてもらえますよ。

院内ではFree Wi-Fiの利用も可能で、待合の時間中にも仕事をしたり動画を見たりして過ごすことができます。LINEでも相談や予約を受け付けているので、気になることがあればコンタクトをとってみてください。

たまき青空病院のルーツは、昭和12年に創業者が開設した診療所にあるそうです。戦後は田蒔病院として、地域住民の健康づくりに貢献してきました。現在は入院病床100床を備え、内科や外科のほか、脳外科や心臓血管外科など様々な診療科を持つ総合病院として、地元の人々に親しまれています。

人工透析や腎臓病の治療を中心に、徐々に糖尿病内分泌内科やリハビリ科などの分野にも参入し、2011年に病棟を広くするため新築移転を行いました。

健診センターでは、人間ドックや健康診断も行っています。本館とは別の建物で、感染症予防にもなりますね。最新の検査機器をそろえ、乳がん検診や脳ドッグなども可能で、法人を対象にした会社検診も受け付けています。

最新の検査機器も取り入れ、オープン型のMRI撮影装置や高性能CTスキャナなどを備えています。

従来、MRIといえばトンネル型のものをイメージしますが、こちらで利用しているオープン型は、開放的な構造で閉塞感を感じにくく、騒音も少ないという特長があります。子どもやお年寄りなど、従来型のMRI検査が苦手だった方でも気軽に受けることができると評判です。最新の技術で、あらゆる部位の情報を総合的に収集し、精密画像で確認することが可能です。

2019年に導入した高性能CTスキャナは、従来のものよりも解像度が高くより精度の高い診断が可能です。撮影時間が短縮され、被ばく量も少なく済みますよ。このCTスキャナを使うことで、心臓(冠動脈)CTなどの高度な検査も可能になりました。

専門医による各種専門外来も受け付けています。糖尿病外来では、日本糖尿病学会の専門医が患者1人ひとりの生活習慣や病状に合わせた治療を行っています。

院内検査を行っているので、採決の結果は受診当日にお知らせされます。インスリン治療はもちろん、血糖コントロールが比較的難しい病状の患者さんへの対応も可能です。

甲状腺内科外来では、甲状腺機能低下症(橋本病)やバセドウ病のほか、甲状腺腫瘍の方などを診療しています。甲状腺ホルモンの血液検査やエコー検査も常時行っており、迅速な対応が望めます。

腎不全の方を対象にした人工透析治療は、昭和57年から行ってきました。病院名は、きれいな青空を眺めながら透析治療を受けてほしい、というアイディアからつけられたものだそうです。

徳島県では糖尿病に関する死亡率が、全国的に見てもかなり高く、糖尿病は透析導入の原因疾患の第一位なので、必然的に透析患者も多いことがわかります。県内の透析患者は年々増えており、透析医療の環境の整備や維持は、地域全体における課題なのだそうです。

たまき青空病院の透析室は本館と健診センター、両方にあります。最新の機器が備えられ、快適な治療環境が用意されています。透析治療に関する24時間電話相談や、透析患者の無料送迎サービスなどにも取り組んでいますよ。

腎臓の働きが悪くなると免疫機能が低下し、最悪命にかかわることもあるそうです。人工透析を利用し、体に蓄積した老廃物や余分な水分を体外に排泄る治療は、週に数回、1回あたり3～5時間ほどかかります。

こちらの病院では専門医をはじめ、スタッフが万全の体制を用意し、明るくてきれいな環境でリラックスして治療を受けることができますよ。

健診センターでは決まった曜日に限り、夜間透析を受けることもできるそうです。現役世代の方、日中は忙しくてなかなか時間が取れない方に、とてもありがたい配慮ですね。