米軍ハウス
大戦直後から使用されてきた、進駐軍・在日米軍人のための住宅跡地と建物群です
米軍ハウスは、かつて使用されていたものがその後民間所有となっている、旧進駐軍や在日米軍人の住宅跡地と建物が、賃貸や分譲等住宅として、現在利用されているものです。日本全国に散在していますが、地域によっては、米軍住宅、外国人ハウス、アメリカンハウスなどとも呼ばれています。
基本的には、米軍基地や施設の敷地外であるオフベース(=基地敷地外)に建設されたもので、日本等の民間が所有する土地や、一時期接収された土地に建てられていた住宅です。米国側の意向で建てられた物件も多いことから、非常に古い木造建築のものですら、賃貸住宅として非常に人気があります。
全体として、家族向け物件が多いため、アメリカンサイズでスケールが大きく、また住宅のレイアウトなどもアメリカンクラシックスタイルなどが多く、インテリアもエクステリアもおしゃれといった点が特徴です。
徳島県内には存在していませんが、広島、福岡、三沢、横須賀、葉山、横浜、代々木、厚木、座間、大和、立川、瑞穂、福生、中央林間、昭島、入間、春日、沖縄などに物件が豊富です。いずれも人気のため、物件探しをお願いしておき、数か月から数年待ちという方も多いようです。
また加えて、現在日本人が日本国内の基地近くでベース向けに賃貸物件として建設管理賃貸などを行っている物件の中で、とくに外国人向けに企画された住宅も、ベース物件や米軍ハウスなどと呼んでいます。