キャビネット
物件内に備え付けられた、袋戸棚型や台の形の収納家具のことです
キャビネットとは、物件内に作りつけられた設備で、キッチン、浴室、居室内や各居室にある吊戸棚や、台の形をした棚などのことです。
住宅向けの置き型家具としては、単に本棚のような平たい棚やそれに扉が付いた物をシェルフ、食器棚が有ります。また、コーヒーやお酒用の食器やボトルを入れる物をカップボード、リビングでも使われるようになった食器や飾りものを置くサイドボードなどが広く知られており、これらを作り付けの設備とした高級物件などが存在します。
これらに対してキャビネットは、英語では箱型に見える置き家具、台の形の家具の(のうち圧迫感が少ないものの時によく使う)総称です。ですが、日本では天井や壁などに作りつけられた吊戸棚各種のことも、キャビネットと呼んでいます。流し台メーカーや脱衣室トイレユニットメーカーをはじめ、各社から販売されています。
とくにキッチンや風呂場、トイレ、脱衣室など「床に家具を置くと湿度や汚れによる傷みが心配と」いった場所では、窓を開けた時すぐに家具表面が乾きやすく、内部に湿度が入り込みにくいキャビネットはとても便利です。
また、吊戸棚であれば通常、設備としてさまざまな場所にすでに取り付けられ、固定されています。床をふさがない上に湿度が入り込みにくいので、掃除のしやすさは段違い!!
さらに目線の先には扉がついていてすっきりと見えるほか、作り付け家具の場合、置き家具とは異なり、インテリアの邪魔にならないタイプが多い点は、大きなメリットです。いつも片付いた印象に見えるなど、メリット沢山です。
キャビネット付き物件なら、生活に必須となる収納スペースがすでに設置されているため、収納力にも余裕が生まれます。さらに、新たに家具を購入しなくても良いため、引っ越しのイニシャルコストを低く抑えることができ、経済的にもゆとりが生まれます。
一方、多くの物件で作り付け設備として存在しているキャビネットは、天井から高い位置に設置されているため、ほとんどの女性がそのままの高さでは全体を使いこなせていないものです。そのため、台所におしゃれな踏み台が必要になったり、季節単位でほとんど使わない食器や鍋類の死蔵庫として使われています。
この壁付けタイプ設備のキャビネットの中には、システムキッチンやシステムトイレなどを中心に、軽い力で目の高さまで上から降りてくるタイプのものが、かれこれ40年近く存在しています。動きも耐久性も、さらには使い勝手も非常に優れています。
内部棚が金網タイプになっており、棚ごとシンクのすぐ上の高さまで降りてきてくれるため、掃除がしやすく衛生的である点なども人気です。
また、徳島では昔から、ファミリー向け物件を中心に「全居室収納あり物件」がとても豊富です!
最近、シンプルライフやインテリアへのこだわりから、ストレージやキャビネットが豊富な物件が新たにぞくぞく建設されています。徳島の場合、築古物件やレトロ物件ですら、収納力豊富な物件はかなりの数に上ります!!
これは、全国広く見渡して、かなり自慢できるポイントです。
お部屋探しの上では、キャビネット含めたさまざまな収納設備が豊富な物件は、あらゆる面でとても魅力的な物件だといえます。