キャレル
修道院や図書館内などにある、個室タイプの個人用閲覧席のことです
集中の出来る閲覧スペースです
キャレルは、英語のcarrelからきている語で、図書館などの閲覧室を中心に設置されている、個室タイプや個席タイプの閲覧スペースのことです。もともとは修道院に設けられる、自習や文字の筆記、研究などを目的とした机付きの個室のことでした。
日本ではここで使われている家具をキャレルデスクやキャレルテーブルと呼び、図書館などの中には、キャレルに電気コンセントやLAN、Wifiなどの設備を備えて、パソコンなどを使うための設備として呼び分けているところもあります。
大型マンションや大学寮などでは、共有部に小さな書棚や読書スペースを設けていることもありますが、ここにキャレルデスクなどが整備されていることもあります。
自分の部屋で勉強や仕事をしていて煮詰まってしまった時など、こういった設備がいつも使える状態になっているだけで、かなり気分転換にも、そして処理能力自体も高まるもの。
また、論文などで煮詰まっている時に、普段では考えられないPC故障が発生することも有ります。こんなとき、物件内キャレルに入居者が使えるコンピューターが整備されていれば、いざという時でも、安心して落ち着いて作業が続けられます。
徳島の場合、他県の県庁所在地から比較しても大型マンション自体が非常にこれまで少なく、ここ数年徐々に建設されてきたところです。今後、こういった設備を備えた物件が増えていくかもしれません。