立ち会い
【 立ち合い 】
お部屋の受渡や確認の際に、当事者がその場に居合わせ確認など行うことです
設備の修理に立ち会う女性
立ち会いとは、不動産に限らず、工事や生産出荷や検品納品などさまざまなシーンで行われます。何らかの作業や受け渡し、確認作業に際して、なにかの責任を負う人とその相手方とが同席し、作業等について指示や確認などを行うことを表します。
不動産においては、住宅建設前中後のタイミングで、また入居時や退去時の物件引き渡しとキズ汚れなどがある場合の確認で行われます。また、高額な物件の売買契約においては、別に法律的なアドバイスなどを行える有資格者を、立会人として同席させる場合もあります。
賃貸不動産関連では、入居引き渡しチェックや退去立ち合いの本人立ち会いなどがある他、ガスや水道の開栓時や閉栓時の契約者や家族の作業立ち会い、暫く使用していなかった電気施設の確認や交換等の立ち会いなどもあります。
また不在時の水漏れや雨漏り、ガス漏れなどが起きた時の緊急作業時には、本人もしくは管理会社等が立ち会うことが一般的です。
不動産賃貸上のさまざまな手続きや作業では、本人でなければ立ち会いができないもの、委任状があれば代われるもの、同居の家族が立ち会えるもの、連帯保証人であれば立ち会えるもの、不動産管理会社や管理人であれば立ち会えるものなどに分かれます。
詳しくは、不動産契約時の各種書面や、保証会社やユーティリティ企業との書面等の中に記載されています。万が一の時に備えて、契約に前後して、しっかり目を通しておきましょう。