渋野町

このエリアで大きな存在を放つのは、徳島市総合動植物公園です。とくしま動物園と植物園、それに隣接する形で、とくしまファミリーランドという遊園地を供えた徳島市総合動植物公園は、四国で一番大きな動物園で、とくしま88景にも選定されています。

また、渋野町は古墳の街としても有名な地区です。四国地方で2番目の規模の前方後円墳である渋野丸山古墳や、円墳の渋野天王の森古墳は、国の史跡に指定されています。

三方を山で囲まれた渋野町は、緑が豊富なのも魅力的なポイントです。とくしま動物園の近くにあるドングリ広場は大きな芝生の広場になっていて、小さなお子さまをのびのび遊ばせたり、ピクニックを行ったりするのに、とても気持ちのよいスポットです。

このエリアは、徳島市立渋野小学校、徳島市立南部中学校の校区です。八幡神社では、毎年11月3日に開催される秋祭りで、子供による三番叟をという踊りが奉納されます。子どもによる三番叟は珍しく、渋野町の三番叟は稚児三番叟と呼ばれ、徳島市の無形文化財に認定されています。

多々羅川の流れを利用しての農業も盛んな地区で、ミカンやスダチなどの柑橘類や、イチゴの栽培も行われています。

県道209号線沿いには、とくしま動物園前、渋野、三ツ岩、俵生、栗田とバス停が並んでいて、最寄りのバス停を選べて便利です。バスに乗れば、徳島市の中心までも20分程で到着する立地で、お買い物や医療機関に通うにも安心できますね。

渋野町には、新四国曼陀羅霊場の第82番札所である長谷寺もあります。