地下室
床が地盤面より下にあって、天井高の3分の1以上が地盤面より下にある空間のことです
地下室は、床が地盤面より下にあって、天井高の3分の1以上が地盤面より下にある空間のことを言います。建築基準法では地階(ちかい)と呼ばれます。
建物外壁の一部以上が地面におおわれているため、年間を通して温度変化が少なく、断熱性や衝撃、自身にも強い構造となっていることが一般的です。
マンションやアパートでは共有部として使われることが多く、物置などのトランクルーム設置場所や、ランドリースペース、自転車置き場、駐車場、ゴミ置き場、非常用電源装置設置場所などとしての利用が一般的です。
戸建て物件では、駐車場などの他、趣味室として使われるケースが数多く見られます。
部屋として使用するケースでは、外の喧騒が気にならずによく眠れ、勉強に集中できるといったメリットが挙げられます。一方で、立地や建物入口などのデザインによっては浸水リスクが高く、日当たり条件が悪く湿度がこもりやすい、といったデメリットもあります。
徳島県ではめったに見られませんが、首都圏や大都市部の地価が高いエリアの集合住宅賃貸物件では、メゾネットやロフト物件として、お部屋の半分を地下室としている物件もあります。
こういった物件は、数も少なく非常に珍しい物件でもあります。もしもお部屋探しで出会えたら、一生に一度の思い出作りのため暮らして見るのも、良い経験かもしれません。