デ・レイケ公園

美馬市にあるデ・レイケ公園には、約1万5千本のチューリップが植えられており、シーズンには桜とチューリップが同時に咲き誇る風景を見ることができます。

デ・レイケ公園は県道252号線の脇に位置する縦に細長い形状の公園で、花の咲く小道を散歩やウォーキングすると、より楽しめますよ。

チューリップの見頃である毎年4月には、公園内でチューリップまつりが開催されます。まつりでは特設ステージでのライブ演奏やダンスショーが行われ、露店やフリーマーケットなどの出店もあります。

冬のイルミネーションもデ・レイケ公園で開催されるイベントの一つで、約2万球の電球が公園の敷地を彩ります。ひと際目を引くのは風車のイルミネーションです。この風車はデ・レイケ公園のシンボルでもあり、どこか異国の雰囲気が漂い、昼間訪れても目を引くスポットです。

風車とデ・レイケ公園という名称には由来があります。公園の近くを流れる大谷川に流れ出る土砂の量に驚いた、オランダ出身の技術者ヨハニス・デ・レイケ氏の指導により堤防が造られました。堤防跡がデ・レイケ公園と名付けられ、オランダの象徴である風車が設置されたそうです。

公園に訪れて、異国の雰囲気を楽しみながらのんびりするのも良いですね。