美馬文化会館
要援護者の福祉増進を図る、地域に根差した文化会館
美馬文化会館は、美馬インター高速バスの休憩所から、東へ徒歩7分650mのところにあります。
地域社会全体の福祉の向上や人権啓発の交流を目的とする隣保館とし、設立されました。生活上の各種相談事業や人権課題を解決のため、同和事業の一環として設置された経緯があります。
社会福祉事業法の第二種社会福祉事業の一つに、隣保事業が位置づけられています。
第二種社会福祉事業は、近隣地域における住民の生活の改善と向上を図るための事業です。その目的から、無料、又は低額な料金で利用できるようになっています。
1960年から、同和地区隣保館への運営費補助制度が実現し、全国に292の隣保館が設置されました。その後、同和対策事業特別措置法の制定と部落解放運動の高まりから、1971年に全国隣保館連絡協議会の結成となりました。
事業内容として、調査研究事業では、先進的実践活動の集約と「事例集」づくり・隣保館活動の実態調査を実施しています。
啓発・教宣事業は、「館だより」等の広報、啓発誌紙の展示交流会、フォトコンテスト、全隣協「情報誌」の発行があります。研修事業もあり、全国館長研修会とブロック別職員研修会、全国女性職員研修会、ブロック別学習会の実施があげられます。
ネットワーク事業では、人権教育のための国連10年推進連絡会、人権教育啓発推進センター、部落解放、人権政策確立要求中央実行委員会等への加盟と意見交換をしています。
条件整備のための取り組みでは、厚生労働省・総務省・文部科学省・法務省等の関係省への要請行動を行います。「隣保館運営の手引」の改訂に関わる、厚生労働省との意見交換などもしています。
美馬市隣保館設置条例では、第5条に隣保館の事業についての記載があります。美馬市隣保館の基本事業として、社会調査及び研究、相談、啓発及び広報活動、地域交流、地域福祉に関することが行えます。
特別事業として、隣保館デイサービス、地域交流促進や相談援助に関することの事業活動も可能です。
市民活動のために施設としては、隣保館と公民館は共通しています。公民館の目的は地域における学習拠点である一方、隣保館の目的は地域住民の福祉の向上や人権啓発、住民交流の拠点であり、福祉施設になります。
交通
- バス停「美馬」
- バス停「美馬インター」
暮らし
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お買い物
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- ハナオカ
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