加茂谷中学校
かもだにちゅうがっこう
玄関を飾るサトウハチロー氏の石碑
加茂谷中学校は周囲を山々に囲まれ、近くには那賀川の支流が流れる豊かな自然の中にあります。全校生徒は35名ほどの、アットホームな雰囲気の学校です。
付近には、お松大権現や猫の七福神、加茂宮ノ前遺跡など、地域に愛される歴史ある施設が複数あります。
またこの地域では、例年5月に大規模な鯉まつりが開かれることでも知られていて、県内外からお祭りに参加する人が訪れます。
粗く削られた大きな岩など、自然の勇ましく美しい姿が魅力の那賀川河川敷で、沢山の鯉のぼりがのびのびと泳ぐ姿は圧巻です。
河川敷には、参加者が楽しめるようイベントや模擬店やゲームコーナー、地域の特産品を扱う出店などが出店します。加茂谷中学校でも、このお祭りに模擬店を出して参加するなど、地域貢献活動にもかかわっています。
地域とのつながりを持つことで、自分が社会の一員であり、役割を担える存在であるという経験ができる、いい機会となっています。
また、生徒会では、ランドセルや未使用の文房具ををアフガニスタンの子どもたちに贈る活動を行っています。世界の状況を自分たちに関係する問題として捉えて考え、自分たちにできる支援を実践する活動を続けています。
玄関にあるサトウハチロー氏より贈られた石碑に、「そこに少年の日がある」という詩が刻まれています。これは、野球部が四国総体で優勝した際に、その奮闘をたたえて詠まれた詩です。
加茂谷中学校の周辺地図