光徳寺
こうとくじ
阿波西国三十三観音霊場の4番札所
徳島市不動東町に建つ光徳寺は、阿波西国三十三観音霊場4番札所です。光徳寺が建立されたのは、「薬子の変」でおなじみの平城天皇の時代(806~809)とされています。当初は南都六宗のひとつである法相宗(ほっそうしゅう)の寺院で、「瑞勝寺」という名前でしたが、後に真言宗の高僧が住職となったことで千手観音をご本尊とした真言宗大覚寺派の寺院となり、光徳寺と名を改めました。
その後光徳寺は、徳島市の寺院の例にもれず長宗我部元親による天正の兵火で焼失しましたが、天文時代(1532~1554)に再建されました。
770-0062 徳島県徳島市不動東町5-20
アクセス:不動南団地バス停より徒歩11分。
光徳寺の周辺地図