ほとり内科

川内町の地形が吉野川と今切川に囲まれていることから、川のほとりにある病院という意味で、ほとり内科という院名が付けられました。平成21年の開業です。

院長先生は、開業以前は徳島赤十字病院に勤務し、消化器疾患の救急医療に携わった経験があります。その豊富な経験と知識を生かし、診療を行っています。

院内は白を基調としており、明るくクリーンな印象です。バリアフリーにも対応しており、車いすのままで診察が受けられます。

衛生面を考慮した治療の際は、可能な範囲で使い捨ての処置用具を使用しているそうです。内視鏡スコープには全自動洗浄消毒器を導入し、感染予防対策も万全で安心ですね。

院長先生は消化器内視鏡専門医で、胃カメラや大腸カメラといった内視鏡検査を得意としています。患者さんに負担の少ない検査を選択し、的確でスムーズに検査をしてもらえると評判です。

胃の内視鏡検査では、胃がんや食道がんのほか、胃潰瘍などの診断が可能です。胃がんの初期段階は、自覚症状がないままに進行してしまうことも多いので、検査での早期発見が重要となるそうです。

検査方法は、経口内視鏡だけでなく、鼻から口径の細いスコープを入れる経鼻内視鏡での検査も行っています。患者さんの希望と診察結果を考慮し、どの方法が適切かを提案してもらえますよ。

大腸内視鏡は、大腸がんの早期発見に有効な検査方法です。大腸がんは、良性のポリープとして発生するものがほとんどで、数年かけがんに進行することが多いようです。早期に発見し治療を行うことで、完治の可能性も高くなるそうです。

定期的に検診を受けることで、がんの芽を早めに摘むことが可能になります。また、40代を過ぎるとがんの発症リスクが高まるため、この年齢以降の定期検診は特に重要となります。

大腸がんに移行する前の、ポリープと呼ばれる、良性のいぼのような腫瘍の切除にも対応しています。日帰りで手術が可能で、まとまったお休みがなくても対応できますよ。

消化器内科では、胃炎や逆流性食道炎など、胃や胸に違和感や痛みのあるときに丁寧に症状を聞いて治療を行ってくれます。胃腸疾患は院長先生の専門分野なので、安心して診療が受けられますよ。

風邪などの感染症や、高血圧や糖尿病といった生活習慣病などに対応する、一般内科診療も行っています。

生活習慣病は、日ごろの食生活や運動不足などの生活習慣が引き起こす病気の総称です。具体的には、高血圧や糖尿病のほか、高脂血症などがあります。

悪化して重症化したり、複数の疾患を伴ったりすることで、心臓病やがんなどの大きな病気に繋がるリスクがあります。悪化させないためには、生活習慣の見直しや改善に取り組み、定期的な検査を受けることが大切で、患者さんの希望に沿って診察を進めていきます。

ほとり内科では、禁煙治療も扱っています。喫煙の習慣は、生活習慣病を引き起こし、脳卒中や心筋梗塞などの命を脅かす病気の原因にもなってしまいます。

簡単にはやめられないのが喫煙習慣ですが、お医者さんがサポートしてくれると思うと心強いですよね。現在では禁煙治療に保険が適用されるようになり、取り組むハードルも下がっています。禁煙したい方、何度も挫折しているという方は、一度クリニックに相談してみてくださいね。