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自動引き落とし

集金する側が、毎月の家賃を決まった日に指定銀行口座から自動で移転させるシステムの事です

家賃の支払いの手間が少なくなります
家賃の支払いの手間が少なくなります

自動引き落としとは、金融機関が提供するサービスで、事前にその口座の持ち主が同意したうえで実行されるものです。自動振替などともいい、自動振込とは異なるサービスです。

金銭を受領する企業等を経由して金融機関に提出する「自動引き落とし申込書」の契約にもとづいて、定期的に一定の金額もしくは都度請求される金額を、定められた日に口座から自動的に支払わせる手続きです。

家賃等のまとまった金額のお金を毎月振り込むと、かなりの額の振込手数料が必要ですが、自動引き落としでは手数料がぐっとおトクなのが魅力です。

多くの賃貸物件では、契約時に賃料引き落としのための銀行口座を登録しておくことで、毎月指定日に、翌月の家賃分が自動的に口座から、管理会社または物件所有者へと入金されます。

この指定日に残高が不足してしまった場合、再引き落としがかからない場合も多く、自分で管理会社指定の口座へ振り込む必要がでてきます。自身で振り込む場合の手数料は、入居者自身の負担となります。また、指定日に再引き落しがあっても、その分の手数料などを上乗せされるケースもあります。

引き落とし日は、例えば毎日25日、毎月第4水曜日、毎月末というように契約書に記載されています。

その日が休日にあたる場合は、直前の営業日か翌営業日引き落としになる場合があります。振替日については、契約書に記載されている場合と、別途口頭で説明される場合があり注意が必要です。特に説明や取り決めがない場合は、民法上の規定で、翌営業日となります。

また、何度も引き落としができないことが続けば、不動産契約更新や新たな不動産契約での問題となるケースも見られます。双方が契約について安心できるよう、毎月しっかり、引き落としスケジュールを管理しましょう!

ちなみに、自動引き落としや自動振替サービスがない場合、自身で自動振込や定額自動送金サービスを自分の預金口座に設定することもできます。この場合、毎月振り込みを忘れることはありませんが、取扱手数料が必要です。

送金実行主体が口座の持ち主ではない時に、送金される側が負担してくれる仕組みが、自動引き落としや自動振替サービスなのです。

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