砂壁は、古くは床の間の壁面の仕上げに用いられていた技法です。細かな砂をひきつける事で、高級感と趣のある壁面に仕上がります。
ただ触れると砂が零れ落ち、維持管理が難しいことから賃貸ではあまり用いられてきていないものです。
築年数の古い物件では、ごくまれにこの砂壁に出会うことが有ります。こういった物件に入居した際は、砂壁の特徴を踏まえて画びょうや壁面への装飾を控えるよう、注意しましょう。