アジャスターテーブル
自在に高さ等を変えられるタイプのテーブルのことです
アジャスターテーブルとは、自在に高さなどを変えられるタイプのテーブルの事です。
以前は、天板の大きさが変えられるバタフライテーブルや、伸長式天板のテーブルのことも含め、アジャスターテーブルと呼んでいました。最近の商品名では、脚の部分の調節によってテーブルの高さが変えられるタイプだけを、アジャスターテーブルと呼ぶことが増えています。
アジャスターテーブルでテーブルの高さが変えられるものでは、ちょうど立って使用するタイプの、アイロン台の脚のような金属製X脚のものがあります。また、座卓や折りたたみ型ちゃぶ台のように、4つの脚の下に上げ底用の脚を接続するタイプなどがあります。
4本脚テーブルで、4つの脚を伸ばした状態でねじなどで固定するものについては、学習机や椅子、2段ベッドなど、成長が早い子供用家具にも良く使われる方式に近いものがあります。
アジャスターテーブルでも、天板の大きさが変えられるものもあります。この伸長式テーブルは、テーブル脚を2本ずつ広げた位置にずらすことで、テーブル天板中央にできた隙間にプラスの天板を広げて並べ、左右から押して脚幅を合わせる方法で固定できる、というものです。
また伸長式天板の場合、伸長式テーブルと同じ方式の他、天板左右の下や端に入っている板を真横に引き出し、上から押して固定したり、天板下に支えをセットすることで固定するタイプがあります。
広義では、テーブルの左右に蝶番のついた板がぶら下がっており、天板を大きく拡張したい場面でこの板を持ち上げ固定するタイプの、バタフライテーブルやドロップリーフテーブルも、このアジャスターテーブルに含まれます。
とくにダイニングテーブルをはじめ、普段は小さく利用し、来客時だけ大きく利用できるなど、スペースを十分に活かすことができ、人気があります。
一般のテーブルに比較して、天板部の強度が強い無垢材や集成材の厚板タイプが多いものの、中には耐荷重があまり高くないものもあるため、購入時には注意が必要です。