バタフライテーブル
ばたふらいてーぶる
使用しない際の天板部分を折りたたむ方式で、大きく拡張して使えるテーブル家具のことです
スペースの活用にも便利
角形のテーブルの天板左右に、蝶番でぶら下がった天板の一部がついたテーブルのことを、バタフライテーブルと呼びます。
18世紀ごろのアメリカをはじめ、非常によく普及していたタイプのテーブルで、ドロップリーフテーブルの一種です。真ん中を開いて使う伸長式テーブルなどとは異なり、左右どちらか片方だけを拡張して利用できるタイプが一般的で、1台3サイズで利用できるのがこのタイプの魅力です。
広げた天板部分は、天板下に取り付けられている金属金具や木の板などを延ばすことで固定します。
構造上、少しでも狂いが出ると、天板を支えることができなくなるため、よく乾燥させた堅木の樹種などを中心として作られてきました。
比較的、重厚な木で作られたアンティーク製品が多いものの、最近はリプロダクション家具として、以前まで無かったような軽量の木材や、合板、MDFなどを用いた製品も見かけられます。