構造材/非構造材
建物を支えるために外せない材と、そうではない材のことです
構造材/非構造材とは、建物を支えるために外せない材や部分である構造材と、そうではない部分である非構造材をあらわしています。
DIY可能物件や、壁面にくぎなどの打ち付けがOKという物件でも「構造材部分だけは、触らず無傷の状態でお願いします」とよく言われます。これは、「この建物を支える機能をもつ材や部分に関しては、手を加えると強度的な問題が発生する可能性があるため、一切さわらず、現状ままを守ってください」という意味となります。
具体的に構造材とは、建物内外で柱のようにさまざまな力を受ける耐力壁や、柱や梁が該当します。
DIY可能物件では、こういった部分を外したり交換してしまうと、建物全体が崩れ落ちる危険性等もあります。改装計画や補修計画を立てる前の段階で、構造計算もできる建築士などの専門家に、確認をお願いしておくのが良いでしょう。