DEN(小部屋)
でん
書斎や物置などさまざまにつかえる小部屋のことです
自分好みの素敵な空間
DENとは、注文住宅のパッケージ商品を中心に、この20年ほどの間に使われ始めた空間の名称です。英語ではDEN=巣穴、ねぐら、隠れ家などをあらわします。
日本の不動産業界においては、明確な定義がないものの、ちょっとした屋根裏の室内スペース、小部屋、多目的スペース、間仕切りの有るコーナーなど、入居者が多目的に使える場所をあらわすのが一般的です。プライバシーが保てる、こだわりの隠れ家的趣味スペースとして設計されたDENを、部屋づくりの中心に据えた物件なども存在します。
納戸や土間スペース、隠し部屋、にじり戸で入る空間などをDENと呼ぶこともあります。またマンションなどでは、建築基準法上の居室基準を満たさない部屋を、便宜上でDENやS(=サービスルーム)として表示していることもあります。
不動産情報やハウスメーカーなどの情報を見ても、高さや建物内の位置、電源の有無や扉の有無などにかかわらずに広く使われている用語ですが、いずれも他の居室よりは小さな空間であることが多いようです。
物件にもよりますが、内装は比較的丁寧に整えられている物件も多く、使い勝手が良いくあると便利なスペースです。入居してすぐに、書斎やプレイルーム、寝室、アトリエ、子供部屋などの居室として、あるいは倉庫や室内物置としてなど、イメージ次第でさまざまなアレンジができるのが魅力です。