ペット用ドア
ドアや壁窓に設置された、ペットが自由に通り抜けることができる室内外フラップのことです
ペット用ドアとは、室内各所間や、宅内屋外間の扉や壁、窓の一部分に取り付けられている、板を蝶番で上から吊るした形のフラップ型のくぐり戸のことです。
数は少ないものの、縦開きではなく横方向に開くものなどもあります。これは、フラップドア、キャットフラップ、くぐり戸などとも呼ばれています。
ペット用ドアは、通常ドア一体型で販売される他、ドア窓や壁を通行できるように後付けするパーツとしても販売されています。これらは壁面や、すでに販売されているドアに対して、ペットが通行しやすい床に近い縁に設ける必要があります。
また後付けでの取付時には、既にある宅内の一部を取り去って、かわりに構造枠とフラップ扉両方を取り付けながらも、電気配線や建物構造への悪影響などを避けなければならない、といった制約もあり、なかなか面倒なものです。そのため、住宅設計時に設置されることが一般的です。
現在増えつつある、ペット共住賃貸住宅でも、箇所にペット用ドアが設置されているものが多くなっています。
ペット用フラップドアは、通行しやすいドアの下部中心や端位置、壁面、窓枠隅の角部に設置されることが多く、ペットのサイズにあわせて木枠の大きさなどが異なります。小さなものでは子猫程度しか通れないサイズから、大きなものでは、ラブラドール成犬や細身の成人男性が通れるほどのものもあります。
玄関ドアに設置される場合、防犯上、不在時には鍵をかけることができるものや、ペット用ドア取り付け部に柱などの構造材が入り外から破壊されにくいよう対策の施されたタイプがおすすめです。使用しない時には、室内側から板材をスライドさせることで完全にペット用ドアを塞いで使用できるものなども存在します。
また洋風ドアだけでなく、宅内外に使用できる引き戸にペット用ドアを組み込んだドア商品なども存在しています。
工事で組み込むタイプよりは強度的に弱いものの、ドアや窓引き戸の開口部に取り付けタイプで、ペット通行部の上はジャバラや細長い板で覆う形状で工事不要、傷をつけないタイプの製品も存在し、様々なところに設置可能です。
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