SOHO
自宅とオフィスを兼ねた物件利用のことです
SOHOとは、1980年代ごろからアメリカを中心に流行してきた、自宅とオフィスを兼ねた物件利用のことで、Small Office Home Officeの略語です。
日本でもすでに広く普及しており、在宅ワークやリモートワーク全盛の現在は、SOHO可能物件や、SOHOのために使いやすい通信や遮音設備、専用書斎などを備えた物件は、常時空室待ちの人が出るほど大人気となっています。
SOHOといっても、自宅でできる仕事ならなんでもOKというわけではありません。
建物内に造作を行ってOKのものやNGのもの、法人登記はNGで個人事業主のみがOKのもの、多数の人が出入りしたり大きな看板をつけることはNGだがポストなどに法人名表示を行うのはOKなど、物件ごとにさまざまな制約があります。
また、設備面では、大きな納品物などの置き場がない、通信回線の速度限界や電気の最大使用アンペア数の上限などがネックとなり変更ができない、といったケースもあります。
仕事が立て込んでいる間には、一緒に働く人も含めて連泊する可能性もありますが、SOHO物件によっては、複数人利用の都度届け出などをする必要がある物件もあります。
また不動産物件の中には、居住用と事業用という分類で契約されるものがあり、事業の運営実態とその内容により課税範囲が変わります。
SOHOの場合、自宅兼オフィス利用可として基本は”住宅をメインとした小さな事務所利用”を想定しています。これを超える利用とみなされた場合には、オフィス兼住居利用可といった物件を探す方法があります。
いろいろと制約があることも多いSOHO物件ですが、職住近接で自分の時間を大切にしながら仕事に打ち込めること、小さな費用で事業が行えること、職場が近くにあるからこそ夜間の盗難対策や時間外に思いついたアイディアをすぐに実行できるなど、メリットも盛りだくさんです。
新しくSOHOから新生活をスタートしたいと思っているなら、豊富な物件を取り揃えたハウスマイルに、ぜひお手伝いさせてください!