海中公園
かいちゅうこうえん
黒潮の恩恵をうけた幻想的で神秘的な公園
海中公園(竹ヶ島海中公園)は、徳島県海部郡海陽町の竹ケ島北西部一帯に広がっています。サンゴの一種であるエダミドリイシの高被度群集が見られることから、南海の宝石とも称されており、環境庁指定の海中公園となっています。
海洋町が運営する海洋自然博物館「マリンジャム」では、海中観光船やシーカヤックなど海のレジャーに関する様々なサービスを提供しています。
こちらの海中観光船を利用することで、海中公園の海中散策を楽しむことができます。船底の窓から美しいサンゴの世界が広がり、サンゴをバックに色鮮やかな熱帯魚が舞う光景を目の当たりにすることもでき、海底の旅が楽しめます。
2017年には「島のちいさな水族館」がリニューアルオープンし、竹ケ島で見られるサンゴやクマノミが展示されています。竹ケ島近海の様々な生き物を体感することができるタッチプールが設置してあるので、お子さんも楽しめます。
シーカヤックによる海上散歩も可能です。インストラクターが初心者の方でも丁寧に指導してくれますので、安心して体験してみてください。
竹ケ島周辺は、海中の透明度が高いことでも有名で、体験ダイビングやスノーケリングもとても人気があります。
景勝地として竹ケ島周辺を楽しむのも、醍醐味のひとつです。竹ケ島周辺の海岸風景は、入江や小島、奇岩が点在し変化に富んでいます。磯遊びや釣りのポイントとしても人気があります。
周囲約4㎞の遊歩道も整備されていて、ゆっくり歩いて1時間程度の道のりとなっています。湾内にはたくさんの島が浮かび、夕暮れ時には幻想的な世界が目の前に広がります。
海中公園は、お子様から大人まで神秘的な海の世界を体験できるお勧めスポットです。
海中公園の周辺地図