城下町
じょうかまち
【 企業城下町 】
お城を中心として出来上がった町のことです
城を中心として、武家屋敷や商家などが並んで形成された町の形式を、城下町と呼びます。代表的なものとしては、豊臣秀吉が大阪城下に発展させ、天下の台所と言われた城下町などが容易に想像できるでしょうか。
徳島県では、現在のJR徳島駅より北側にある、徳島市街地の中央地区に標高60メートル程の城山があり、徳島城が築かれていました。新町川と助任川が流れる中洲の徳島、福島、寺島や常三島、出来島、住吉島の6つの島、新町・富田、助任、前川、佐古地区を中核として、徳島城の城下町が形成されていたそうです。
江戸時代以降は、必ずしも城を中心としたものだけでなく、行政施設として陣屋を中心とした陣屋町などの合わせて、城下町と呼ばれます。特定の企業が中心として町が形成されたのを称して、企業城下町と呼ばれる事もあります。