不良物件
何らかの瑕疵や気になる点があり、管理上区分するために用いる呼び名です
よく不動産会社やオーナーの間で使われる「不良物件」という言葉には、明確な定義はありません。
事件や事故に関連する物件、極端に日当たりが悪かったり構造上の問題がある物件などが、良くイメージされる不良物件でしょうか。他には、特に理由は見当たらないものの長く空き家が続いていたため、貸し手側や不動産管理側にとっては収益状況に問題がある物件など、様々です。
また、不良物件と呼ばれるうち、事件や事故に関連する物件〜その物件そのものや建物、近隣で殺人事件や事故があり、その物件と密接に関連性がある〜物件は、一般的に事故物件などとも呼ばれます。これらの物件では、宅地建物取引業法により、契約者への告知が義務づけられています。
たいていの不良物件は、近隣の家賃相場より安価に設定されていることが多く、おトク感があることも多いものです。入居にあたっては、あらかじめその理由や詳細を確認し、しっかりと納得したうえでの契約が望ましいでしょう。