捨印
書類記入後の訂正を認めるものです。
契約書に押印の欄がある場合、促されるままに指定箇所に押印をするのではなく、それぞれの押印箇所にどのような意味合いがあるのかを理解しておく必要があります。
特に、欄外に設けられた捨印欄には注意が必要です。中には捨印欄がなく、余白に押印をするよう促される事もあります。
捨印とは、書類記入後に不備や追加生じた場合、契約名義人に代わって記載内容の承諾権限を相手に与えるという意味です。つまり、契約者が依頼者に全権限を任せるという重要な意味があり、万が一悪用されないためにも内容を把握してから押印することをお勧めします。