駅近物件
駅から徒歩で近いエリアという感覚には、入居者と業者で差が大きいようです
自家用車利用の方がとても多いことで知られる徳島県ですが、徳島市中心部利用者を中心として「普段は鉄道利用」という方も数多くいらっしゃいます。
そんな方々にとって外せない条件が、俗にいう駅近(えきちか)、最寄り駅から徒歩数分圏内にあるお部屋かどうか、という部分です。
駅近表示の目安は、大手不動産ポータルなどの中でも、駅から徒歩5-10分程度とかなり差が見られました。バブル期など、とくに単身者向け物件は駅から近いか駅直結でなければ、といったブームが有った頃は、駅徒歩5分が目安だったこともあります。
不動産用語でいえば「徒歩1分=大人の足で標準的なスピードで歩いた場合の80mの移動距離」のことになり、一心不乱に歩く、朝の出勤風景を思い浮かべる速さです。
どこの不動産会社でも、あくまで移動距離だけで算出されています。そのため駅までの道のりに勾配や踏切、多数の信号などがある場合には、かなり時間がかかってしまうこともあります。
この「駅近」の認識に関しては、2019年に不動産売却サービスサイトのリビンマッチ調べで、インターネットによる首都圏調査の記録がありました。これによると「駅近の定義」は、平均で8.2分でした。最も多いのが10分で31.1%、続いて5分というものが25%、15分以上が10%となっています。
「駅から徒歩何分までが許容範囲か」の調査では、平均10.2分、最も多いのが10分で40%、続いて15分が23.9%、5分12.2%となっています。「遠くて住めないと思うのは駅から徒歩何分までか」の調査では、平均が23.5分、最も多いのが20分で29.4%、15分17.8%、26-30分12.8%でした。
国土交通省の平成30年地価公示の中の「最寄り駅等からの距離別の平均変動」によると、駅から23.5分あたりからは地価自体がマイナスになっているものの、それより近いエリアでは上昇しているか変わらずとなっています。
新しい生活スタイルの普及により、駅や繁華街から離れた物件に引っ越すことで、静かな生活環境を希望される方も増えています。また、毎日の通勤通学を、運動を兼ねたものとして選択される方も増えています。
このあたりの数字を目安としてお部屋探しをすることで、リーズナブルで、納得できる通勤通学スタイルが叶うお部屋が探せるかもしれません。
ちなみにハウスマイルでは、駅から徒歩10分以内を目安としたお部屋のご紹介をさせていただいております。
また、当社ホームページの各物件詳細内の地図では、駅やバス停などをクリックすることで各物件からの距離と道順が一瞬で表示されます。こういった機能をもとに、駅近5分といった条件を絞ったお部屋を探すのも、とってもカンタンです♪
もちろん、高級住宅街の目安の1つとしても知られる、駅遠物件のセレクトにもご利用いただけます。
駅から近い物件も、駅から離れても理想の環境がある物件についても、まとめてドーンと、ハウスマイルにお任せください!