呼び径
配管継ぎ手やボルトなどのサイズを表すための呼び名です
呼び径とは、配管、継ぎ手やボルトなどのサイズを表すときの呼び名で、数字によって表されるものであり、呼称寸法とも呼ばれます
ですがこの数字、実測値とはかなり異なっており、呼称寸法というその文字の通り、呼び名の上でだけの数字です。実際に計ってみると「え?これで大丈夫?」という数字が表示されることも多くあります。そのため、管工事やボルト毎日かなりたくさん扱っているプロたちであったとしても、追加パーツ購入時には現物持参が必須といわれるほど、非常にクセのある世界なのです。
たとえば管、パイプだけに限ってご紹介すると、配管寸法はJIS配管とANSI配管の二通りです。さらにその外形サイズを表現するための呼び径=外形サイズは2通り。
ミリメートル系で6ミリを一分と呼ぶA呼称と、同じサイズを1/8インチで一分と呼ぶインチ系のB呼称があります。このA呼称でもB呼称でも、6と同じ呼称の数字が割り当てられており、6Aや6Bと表示されているものがあります。これをJIS配管でみれば10.5?と165.2mm、ANSI配管でみれば10.3?と168.2mmと大きく実測値が違います。
もうこれだけで、私を含め、管ってどうなっているものなのか混乱してきた、いう方も多いかもしれません。
ちなみに、知人の設備関連技術者の方は「どれだけメーカーや呼称があっていても、やはり交換パーツなどは多少差があることもある。最終的にはテープなどで隙間をふさいだりして調整するもの」と常々仰っています。やはり一番最後に頼れるのは、現場技術者長年の経験と勘といったあたりなのは、どこの世界でもテッパン、やはりプロでなければできない仕事は、プロにお任せするのが多分確実なようです。
お住まいの配管や改修工事では、ここまで深く悩みこむ前に、ぜひハウスマイルにご相談ください。
不動産メンテナンスを通じた豊かな経験と高度な技術者を多数擁した提携企業とともに、皆さまの大切な不動産物件をさらに魅力的なものにするためにお力になりたいと、いつも考えております。