ヘッドボード
ベッドの頭の部分にある垂直の板や棚のことです
棚タイプのヘッドボード
ヘッドボードとは、マットレスを使うベッドや2段ベッドなどに多く見られる部分の名称で、頭の部分の先にあるベッド幅×垂直板や棚のことです。
もともと、布団やマットレス、枕などが睡眠中にずれ落ちたりしないことを目的としています。他にも、音や振動が伝わりやすい頭周辺に、しっかりとした木材や衝撃などを吸収する柔らかな素材を配置することで、静かでおちついた夜を過ごせる、という機能を備えた部分でもあります。
ベッドと一体になっているタイプの他、ホテルなどで見られるような、ヘッドボードだけが壁面に作りつけられているタイプなどもあります。
独り暮らし向け物件などを中心に、ベッド部などがビルトインになっている場合、壁面に目覚まし時計などを置ける程度の棚タイプのものや、垂直板タイプのヘッドボードが取り付けられていることがあります。
ベビーベッドの場合では、日本ではヘッドボードが無いものが一般的です。一方、海外では、ベッドの頭側を周囲1/2から1/3や内側全周を覆う、ベビーベッドガードというソフト素材の後付け薄型クッションがあります。
挟み込み窒息事故などを防ぐため、比較的硬い素材の物が多いものの、使用に際しては大人の目が常に届くようにといった注意が必要です。