スモークタワー
火災の緊急時などに、建物上部に向かって自然排煙するために設計された空間のことです
火災の備えのひとつです
スモークタワーとは、火災時などに建物上部に向かって自然排煙させるために設計された空間の事です。通常、高層ビルの階段室の脇などに設けられます。
このスモークタワーによる排煙は、自然排煙方式と呼ばれるものの一種ですが、建築基準法による排煙方式といわれます。
ですが、建物の場合、もう一つ消防法に基づく排煙方法も満たさなければなりません。
この建築基準法による排煙方式は、建物の入居者や利用者などのためにある規制であり、消防法による排煙方式は、人が避難した後に消防隊員が消火活動を行う際などのために設けられています。
建物のタイプや、排煙窓が屋外に面しているか等の条件により、非常に細かな規制等が存在します。